広告費”ゼロ”で成果を出す! ウェビナーの参加者を集める5つの実践法

「ウェビナーを開催しても、なかなか人が集まらない」「広告費をかける余裕がない」
このように悩むマーケティング担当者は少なくありません。

そこで本記事では、広告費を使わずに参加者を増やす5つの実践方法を紹介します。

どれも無料で始められるものばかりですが、成果を出すには「正しい設計」と「継続的な改善」が欠かせません。

目次

広告費”ゼロ”でウェビナーの参加者を集める5つの方法

広告費をかけずにウェビナーの参加者を集めるには、「やみくもな拡散」ではなく、自社の見込み客に届くチャネルを選ぶことが重要です。ここでは、実際に多くの企業が成果を上げている5つの無料施策を紹介します。

どれもすぐに実践できるものばかりですが、ポイントは「短期効果を狙う施策」と「中長期的に効く施策」を組み合わせることです。

1:問い合わせフォーム配信

多くの企業は、ウェブサイト上に問い合わせフォームを公開しています。
この問い合わせフォームに、ウェビナー告知のメールを配信するというのが問い合わせフォーム配信です。

とはいえ、闇雲に問い合わせフォームから情報を送信してもウェビナー申込にはつながりません。

自社が開催するウェビナーのテーマに当てはまる業種・規模の企業をリストアップした上で問い合わせフォームからウェビナー情報を配信することが重要です。

例えば、下記のサービスでは業種、所在地、従業員規模、といった様々な条件で全国の企業を絞り込むことができます。
また、ウェブサイト上での問い合わせフォームの有無も調べることが可能です。

BIZMAPS(ビズマップ) – クラウド型企業情報プラットフォーム

このようなサービスを利用すると、ウェビナー申込につながりそうな企業を簡単にリストアップすることができます。

2:SEOコラム

SEOコラムも、広告費”ゼロ”でウェビナーに参加者を集めることができる方法のひとつです。

ウェビナーの内容に関連するキーワードでSEOコラムを作成して、コラム内にウェビナー申込ページへのリンクバナーを組み込んでおくことで、ウェブ広告と同様の効果を期待できます。

ただし、SEOコラムが効果を発揮するにはターゲットとしたキーワードでの検索上位表示を達成し、一定数の流入を獲得できる必要があります。

また、SEOコラムは「作れば必ず上位に表示される」というものではなく、上位表示されるまでにも一定の時間を要します。
Googleのアルゴリズムアップデートなどの影響で順位が変動することもあります。

そのため、中長期的な視点で数多くのSEOコラムを制作しながらSEOノウハウを蓄積していく中でウェビナー申込増という成果の創出を目指していく方法になります。

3:プレスリリース

最近では、プレスリリースという形でウェビナーの告知をしている企業が少なくありません。こうした企業は、自社サイトだけではなく外部のプレスリリース系メディアにもプレスリリースを掲載しています。

そして、プレスリリース系メディアの中には無料でプレスリリースを掲載できるものもあります。
例えばValuePressです。

プレスリリース配信サービス | valuepress

有料プランに比べて会員へのメルマガ配信回数や外部メディアへの配信などに違いがあるものの、ValuePressのサイト内でウェビナー告知のプレスリリースを無料で配信することができます。

4:SNSへの投稿

SNS広告を出稿した場合には、当然広告費が発生します。しかし、SNS内に自社のアカウントを作成し、そこでウェビナー告知を投稿するのであれば広告費は発生しません

最近では、”ググる”のではなくX(旧Twitter)InstagramFacebooknoteといったSNSで情報収集をしている人が少なくありません。こうしたSNSへの投稿も広告費”ゼロ”で実践できる有効な集客方法です。

とはいえ、SEOコラムと同様に即効性を期待できるような方法ではありません。

SNS投稿経由でのウェビナー申込を増やすには、定期的な投稿でフォロワー数やいいね、リツイートの数などを増やしてより多くのユーザーのタイムラインに表示されるようにしていく必要があります。。

5:メルマガ配信

ウェビナーは、リードジェネレーションだけではなく、既存のリード(見込み客)のうち、まだ受注に至っていないリードをナーチャリングする手段としても有効です。

そのため、未受注の既存リードにもウェビナーを告知しましょう。具体的な方法としては、メルマガ配信です。

最近では、マーケティングオートメーションツールであるHubSpot CRMのように無料でメルマガを配信できるツールが登場しています。

無料の中小企業向けCRMソフトウェア – HubSpot CRM

このようなツールを利用すれば、広告費をかけずに既存リード向けの集客施策を実行できます。

ウェビナー集客でよくある質問

広告費ゼロで本当に集客できますか?

すぐに大規模な集客を実現するのは難しいですが、正しいチャネル選定と継続的な発信で安定的な成果を出すことは可能です。

たとえば「SEOコラム」や「既存リードへのメルマガ配信」は、費用をかけずに始められる施策として効果的です。

無料ツールだけでウェビナー告知を行っても問題ありませんか?

問題ありません。ただし、ツールよりも情報設計が重要です。

どのようなターゲットに、どんな価値を伝えたいのかを整理してからツールを使うことで、反応率を高めることができます。無料ツールは“補助的な手段”と捉えるのが成功のポイントです。

集客した後、商談につなげるにはどうすればいいですか?

ウェビナー集客の目的は「参加者数」ではなくリード育成(ナーチャリング)です。

開催後には内容をホワイトペーパーとしてまとめ、フォローメールで配布することで、検討段階の見込み客を商談へ進めやすくなります。

ウェビナー開催後のリード獲得はリードレにお任せ!

今回は、広告費”ゼロ”でウェビナーに参加者を集める方法を5種類解説してきました。「できる限り広告費を抑えて集客したい」とお考えの方は、それぞれの方法をぜひ実践してみてください。

そして、ウェビナー開催後は参加者(見込み客)へのアプローチを継続して商談獲得、受注につなげていくことが重要です。こうした取り組みには、ホワイトペーパーを中心としたコンテンツが欠かせません。

例えば、ウェビナー開催後には、参加者にメールで資料ダウンロードを促すことが有効です。一方で、セミナー(ウェビナー)を開催している企業の中には「当日使用したプレゼン資料」をそのままダウンロード資料として活用しているケースが少なくありません

プレゼン資料は、説明する内容を視覚的に補足するために作られていることがほとんどです。そのため、参加した担当者が後から内容を振り返ることはできても、参加していなかった方がプレゼン資料から当日の内容を十分に理解することは難しいでしょう。

このことから、決裁者がセミナー(ウェビナー)に不参加の場合、プレゼン資料によって自社の特長やメリットをアピールする機会を失っている可能性があります。

こうした課題を解消するためには、ウェビナーの内容をまとめ、説明や補足がなくとも完結するようなホワイトペーパーをダウンロード資料として設置することが有効です。

リードレは、BtoB専門のコンテンツマーケティング会社として、このようなホワイトペーパーの制作をはじめ、これまでに数多くの企業様のリードジェネレーションとリードナーチャリングをご支援してきました。

ウェビナー開催後のリード獲得に課題を感じている方は、ぜひリードレまでお問い合わせください

この記事を書いた人

出版社から業界団体という、異色のキャリアを経てBtoBマーケターに転身。IT・メディアから製造業・サービス業まで、多岐にわたるコンテンツ制作経験で得た知見を基に、細部まで一貫性を持った提案・支援を行う。

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