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工務店・住宅会社のLINE活用|すぐ動かない見込み客とつながり続ける

「資料請求や見学会で接点はできたのに、その後つながりが切れてしまう」
——工務店・ハウスメーカーなど住宅会社から、よくいただくご相談です。

住宅は検討期間が長く、いま接点を持った見込み客が、すぐに動くとは限りません。だからこそ、すぐには動かない人とも接点を残し、検討のタイミングが来たときに思い出してもらうことが大切です。その継続接点として使いやすいのが、LINEです。

本記事では、工務店・住宅会社がLINEを追客・再接触に活かすための、役割・友だちの増やし方・配信・個別対応・来場へのつなぎ方を解説します。

集客全体の中での位置づけは工務店・住宅会社の集客方法をご覧ください。

目次

この記事の要点

  • LINEは、すぐ動かない見込み客との継続接点に使いやすい
  • 特に得意なのは追客・再接触。ただし役割は固定しない
  • 友だち登録は、見学会・資料請求・SNS・Webなど既に接点のある場面から案内する
  • 一斉配信と個別対応を使い分け、来場・相談へつなぐ

LINEは「追客・再接触」の継続接点として使いやすい

住宅の検討は、長い時間をかけて進みます。今は情報を集めているだけの人が、時間を置いて具体的に動き始めることもあります。その間に接点が途切れると、検討が具体化したときに候補として思い出してもらう機会が減ることがあります。そのため、検討が具体化するまでの間にも、無理のない形で接点を残しておくことが大切です。

この継続接点として、LINEには次のような使い方があります。

  • 普段使う連絡手段の一つ:友だちになった相手へ、継続的に情報を届けられる
  • 個別のやり取りにも使える:質問や相談があれば、1対1の対応へ移行できる
  • 見学会・相談へ接続できる:メッセージから予約ページや相談窓口へ案内できる

集客全体の中で、LINEに担ってもらいやすいのが、検討プロセスの後半——すぐには動かない見込み客との、追客・再接触です。

SNSや動画で見つけてもらい、施工事例やお客様の声で比較検討・信頼形成が進み、見学会で来場してもらう。その一連の中で、すでに接点を持った見込み客との関係を継続し、必要なタイミングで情報や相談先を届ける用途に、LINEは特に使いやすい媒体です。

ただし、LINEが追客・再接触だけを担うわけではありません。友だち追加が最初の接点になる場合や、LINE上で情報収集が進む場合もあります。得意な役割を活かしつつ、他の役割も担えると考えておくのが実際的です。

SNSの中で接点を残す考え方はInstagramから問い合わせ・来場につなげる導線設計で解説しています。LINEは、そこからさらに一歩、個別のやり取りに移れる接点だと捉えてください。

友だち登録を増やす

LINEを活かすには、まず友だちになってもらう必要があります。とはいえ、登録そのものを目的にすると、その後につながりません。すでに接点のある場面で、自然に案内するのが基本です。

きっかけ案内の仕方
見学会・イベント予約や当日の案内をLINEで受け取れるようにする
資料請求資料の受け取りや、その後の質問窓口として案内する
SNSプロフィールのリンクから、継続接点として案内する
Webサイト問い合わせや相談の入口の一つとして置く

ポイントは、友だちになると何が得られるかを示すことです。「見学会の案内を受け取れる」「家づくりの情報が届く」「質問窓口として使える」など、友だちになる理由を分かりやすく伝えます。

見学会からの案内は工務店・住宅会社の見学会集客とあわせて設計すると、流れがつながります。

何を、どのくらいの頻度で配信するか

友だちになってもらったら、役に立つ情報と近況を、無理のない頻度で届けます。見学会や相談の案内だけが続かないよう、家づくりに役立つ情報や施工事例なども組み合わせます。

  • 家づくりの情報:費用・土地・間取り・後悔しないポイントなど
  • 見学会・イベントの案内:開催案内や、予約受付中の見学会の案内
  • 施工事例やお客様の声:検討の材料になる実例
  • 個別相談の案内:質問しやすい雰囲気をつくる

頻度に決まった正解はありません。続けられるペースで、届ける価値のある内容を送ることが基本です。配信数を増やすより、受け取る人にとって、家づくりの検討に役立つ内容かどうかを大切にします。配信するネタは、施工事例やお客様の声など、ほかのコンテンツを展開して用意できます。

一斉配信と個別対応を使い分ける

LINEには、全員へまとめて送る一斉配信と、1人ずつやり取りする個別対応があります。この2つを使い分けると、追客がしやすくなります。

一斉配信個別対応
向いていること情報や案内を、幅広く届ける質問への回答、相談、日程調整
担いやすい役割接点を保つ・思い出してもらう検討を、来場・相談へ進める

流れとしては、一斉配信で情報を届けながら、質問や相談が生まれた場合には個別対応へ移れるようにしておきます。質問や相談ができることを明示しておけば、見込み客にとって相談先が分かりやすくなります。

個別対応を案内する場合は、自社で無理なく返信できる体制や対応時間を決めておきます。対応できる人数や時間が限られる場合は、よくある質問の案内や一斉配信を中心にし、個別対応の範囲を決めておく方法もあります。

LINEを問い合わせ・来場につなぐ

LINEの役割は、つながり続けることそのものではありません。検討が具体化したときに、来場や相談という次の一歩へつなぐことが目的です。

そのために、配信の中に次の行動への入口を自然に置いておきます。見学会の予約、個別相談、資料の追加請求など、検討が進んだ人がすぐ動ける状態にしておきましょう。継続的に情報を届け、相談先を分かりやすくしておくことで、検討が具体化したときに次の行動を選びやすい状態をつくります

反応を来場・相談に変える導線の考え方は、問い合わせ・来場につなげる導線設計(YouTube編)でも解説しています。媒体は違っても、次の一歩を用意しておくという考え方は共通します。

なお、LINE公式アカウントを運用する際は、友だち追加の経緯や取得する情報、配信内容に応じて、LINEヤフーの最新の規約・ガイドラインや関連法令を確認します。ユーザーがブロックするなど、配信を受け取らない選択ができることも前提に運用します。

リードレでは、LINEを含む継続接点を、SNS・動画・見学会とあわせて住宅購入者の検討プロセスの中で設計・制作するご支援をしています。「接点はできるが、その後の追客が続かない」という場合は、本コラム末尾の無料相談をご利用ください。

よくある質問

Q. LINEとメール、どちらがいいですか?

A. できることが重なる部分もあり、どちらか一方が正解というわけではありません。LINEは個別のやり取りにも使え、メールは長めの情報を届ける場合にも使えます。顧客層や既存の接点、自社の運用体制に合わせて選び、必要に応じて併用します。

Q. どのくらいの頻度で配信すればいいですか?

A. 決まった正解はありません。配信数を増やすことより、届ける価値のある内容を、続けられるペースで送ることが大切です。見学会や相談の案内だけが続かないよう、家づくりに役立つ情報や施工事例なども組み合わせます。

Q. 友だちがなかなか増えません。

A. 友だち登録だけを単独でお願いするのではなく、見学会・資料請求・SNS・Webなど、すでに接点のある場面で案内する方法があります。あわせて、見学会の案内を受け取れる、質問窓口として使えるなど、登録する理由を分かりやすく伝えます。

Q. 個別対応の人手が足りません。

A. 無理に個別相談へ誘導せず、まずは一斉配信での情報提供を中心にする方法もあります。返信が大きく遅れると印象を損なうことがあるため、対応できる範囲で運用するのが現実的です。よくある質問をまとめておくと、対応の負担を減らせます。

まとめ

住宅は検討期間が長く、いま接点を持った見込み客が、すぐに動くとは限りません。だからこそ、すぐには動かない人とつながり続ける継続接点をどう残すかが大切です。LINEは、その役割に使いやすい接点です。

そして、見学会や資料請求から自然に友だちを増やし、役立つ情報を無理のない頻度で届け、検討が進んだ人を来場・相談へつなぐ——この流れを、同意と体制を前提に設計しましょう。LINEの役割は固定されるものではなく、ほかの媒体と互いにつなぐことで、長い検討期間を支えます。

集客全体の中での位置づけは工務店・住宅会社の集客方法、その背景にある設計の考え方は工務店・住宅会社の集客に必要なコンテンツ設計をご覧ください。

リードレは、住宅購入者の検討プロセスから逆算し、LINEを含む継続接点を「設計・制作」するご支援を行なっています。

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