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工務店・住宅会社のWeb集客|ホームページ・SEO・MEOを検討プロセスで設計する

「ホームページも作った、SEOも広告も試した。それでも問い合わせが増えない」
住宅会社にとって、このような状況は珍しくありません。

Web集客には多くの施策がありますが、施策を並べるだけでは成果につながりにくいものです。大切なのは、それぞれを住宅購入者の検討プロセスのどこで使うかを考え、性質の違う施策を組み合わせることです。

本記事では、工務店・住宅会社のWeb集客を、ホームページ・SEO・MEO・Web広告という性質の違う施策に分けて整理し、検討プロセスに沿って組み立てる考え方を解説します。

SNS・動画を含む集客全体の中での位置づけは工務店・住宅会社の集客方法をご覧ください。

目次

この記事の要点

  • Web集客は「施策の数」ではなく、検討プロセスに沿った組み合わせで考える
  • 性質が違う3つを区別する:自社Web資産/地域検索/有料集客
  • ホームページは、SNSや広告からの反応を受け止める着地点
  • 広告は短期の接点、SEO・コンテンツは自社サイトに蓄積できるコンテンツ。役割が違う

工務店のWeb集客とは|性質の違う3つを区別する

「Web集客」とひとまとめにされがちですが、中身は性質の違う施策の集まりです。まず、次の3つを分けて捉えると、整理しやすくなります。

分類主な施策特徴
自社Web資産ホームページ・SEO・コンテンツ(施工事例・記事)自社サイトに蓄積できる。公開後も検索や比較検討で活用できる可能性がある
地域検索Googleビジネスプロフィール(MEO)Google上の情報を整える。地域で探す人に届く
有料集客Web広告(リスティング・SNS広告など)費用をかけて必要な時期に接点を増やす。配信中の流入を調整しやすい

この3つは、優劣ではなく役割が違います。広告で短期に接点を増やしながら、SEOやコンテンツを自社サイトに蓄積し、地域検索で商圏内の人に見つけてもらう——性質の違う施策を、目的に応じて組み合わせるのが基本の考え方です。

ホームページの役割|反応を受け止める着地点

ホームページは、Web集客の土台です。SNS・広告・検索などで興味を持った人が、会社について詳しく確認する着地点の一つになります。ここが整っていないと、他の施策で生まれた反応も、次の行動につながりにくくなります。

住宅会社のホームページに求められるのは、主に次の3つの働きです。

  • 受け皿:SNS・動画・広告からの流入を受け止める
  • 信頼:施工事例・お客様の声・会社の考え方で、安心材料を示す
  • 導線:見学会予約・資料請求・問い合わせへ、迷わず進める

特に、スマートフォンで見やすいか、次の行動先が分かりやすいかは重要です。遷移先のページは、その後の問い合わせや来場を考えるうえで重要な接点だからです。

施工事例やお客様の声の活かし方は工務店・住宅会社の施工事例活用工務店・住宅会社のお客様の声活用で解説しています。

SEO|自社サイトを検索から見つけてもらう

SEOは、自社サイトを検索から見つけてもらうための取り組みです。「注文住宅 費用」「地域名 工務店」など、家づくりを調べている人が検索する言葉と、自社サイトの内容の関連性を高めていきます。

住宅は検討期間が長く、購入者は認知から契約までに多くのことを調べます。その疑問に答える記事や施工事例を用意すると、情報収集の段階で接点を持てます。SEOは成果が出るまでの期間に幅があるため、短期の反応だけで判断せず、継続的に改善していく施策として考えます。公開した記事や施工事例は自社サイト上に残り、その後も検索や比較検討で活用できる可能性があります。

何をテーマに書くかは、検討プロセスから逆算すると決めやすくなります。

フェーズごとに必要なコンテンツの考え方は工務店・住宅会社の集客に必要なコンテンツ設計で解説しています。

MEO|地域検索で見つけてもらう(Googleビジネスプロフィール)

Google検索やGoogleマップのローカル検索で見つけてもらうために、Googleビジネスプロフィールなどの情報を整える取り組みは、日本では一般に「MEO」と呼ばれます。実務ではGoogleビジネスプロフィールの整備が中心になりますが、ローカル検索結果には、自社サイトやクチコミなど複数の情報も関わります。

住宅会社は商圏が限られるため、地域で家を探す人に見つけてもらうことが重要です。Googleビジネスプロフィールで、次のような情報を正確に整えておきましょう。

  • 会社名・所在地・電話番号・営業時間
  • 外観や施工事例などの写真
  • 事業内容や特徴の説明
  • 寄せられたクチコミへの返信

SEOは主に「自社サイト」を、MEOは主に「Google上の情報」を対象にする——まずはこう分けて捉えると、それぞれ何を整えればよいかが見えてきます。ただし両者は無関係ではなく、自社サイトやクチコミがローカル検索に関わることもあります。

クチコミの扱いは工務店・住宅会社のお客様の声活用でも触れています。

Web広告|必要な時期に短期で接点を増やす

Web広告は、費用をかけて、必要な時期に短期で接点を増やす施策です。検索連動型の広告やSNS広告などがあり、見学会やキャンペーンの告知など、タイミングを合わせたい場面で力を発揮します。

ここで押さえておきたいのが、SEO・コンテンツとの性質の違いです。広告配信を止めると、広告枠からの新規流入は原則として発生しなくなります。一方、SEO記事や施工事例などは自社サイト上に残り、その後も検索や比較検討で閲覧される可能性があります。どちらが良いというより、役割が違います。

短期的に接点を増やしたい時期は広告、中長期で資産を積み上げたいならコンテンツ、というように、目的・予算・時期に応じて組み合わせるのが現実的です。広告を出す場合も、遷移先のホームページや専用ページが整っていることが前提になります。

SNS・動画とWebをつなぐ

Web集客は、ホームページや検索の中だけで完結するものではありません。住宅購入者は、SNS・検索・ホームページ・動画など、複数の接点を行き来しながら情報を集めることがあります。

たとえば、Instagramで知った会社名を検索してWebサイトを見ることもあれば、検索で見つけた会社のSNSやYouTubeを確認することもあります。こうした行き来があるため、SNS・動画とWebは、役割を固定せず、互いにつなぐと考えます。Instagramでも比較検討は進みますし、検索から入った人が信頼を深めることもあります。

SNS・動画それぞれの活用は、工務店・住宅会社のYouTube集客完全ガイド工務店・住宅会社のInstagram集客完全ガイドで詳しく解説しています。本記事は自社Webを中心に扱い、SNS・動画の各論はそちらに委ねています。

Web集客を問い合わせ・来場につなぐ

どの施策で人を集めても、次に何をすればいいかが分からなければ、問い合わせにはつながりません。Web集客の最後は、生まれた関心を行動につなぐ導線です。

見学会予約・資料請求・個別相談など、ページを見た人が迷わず進める入口を用意します。特に、告知から遷移した先が会社のトップページだと、そこから予約先を探す手間がかかります。告知内容に対応した専用ページへ直接つなぐと、ユーザーが予約先や必要な情報を探す手間を減らせます。

反応を問い合わせ・来場に変える導線の考え方は、問い合わせ・来場につなげる導線設計(YouTube編)Instagramから問い合わせ・来場につなげる導線設計で解説しています。媒体は違っても、考え方は共通します。

なお、リードレでは、ホームページ・SEO・コンテンツを、SNS・動画とあわせて住宅購入者の検討プロセスの中で設計・制作するご支援をしています。「Web施策はやっているが成果につながらない」という場合は、本コラム末尾の無料相談をご利用ください。

よくある質問

Q. ホームページとSNS、どちらを先に整えるべきですか?

A. 順序に決まりはありませんが、SNSや広告で反応を集めても、着地点となるホームページが整っていないと次の行動につながりにくくなります。すでにSNSに力を入れているなら、受け皿としてのホームページを見直すと、これまでの反応を活かしやすくなります。

Q. SEOと広告、どちらがいいですか?

A. 役割が違うため、目的で使い分けます。広告は必要な時期に短期で接点を増やしやすく、SEO記事やコンテンツは自社サイト上に残り、その後も検索や比較検討で活用できる可能性があります。すぐに接点がほしい時期は広告、中長期の土台づくりはSEO、というように組み合わせるのが現実的です。

Q. SEOはどれくらいで成果が出ますか?

A. 成果が出るまでの期間は、サイトやテーマ、競合、記事によって幅があります。比較的早く検索流入が生まれる場合もあれば、時間がかかる場合もあります。短期の反応だけで判断せず、継続的に改善する施策として考えます。すぐの反応がほしい場面は広告と組み合わせるなど、時間軸の違う施策を併用するのが現実的です。

Q. MEO(Googleビジネスプロフィール)は、費用がかかりますか?

A. Googleビジネスプロフィールの登録・基本的な情報整備は、費用をかけずに始められます。所在地・営業時間・写真などを正確に保ち、寄せられたクチコミにも必要に応じて返信します。自社で管理できる範囲から始めやすい、地域検索対策の一つです。

まとめ

工務店・住宅会社のWeb集客は、施策の数ではなく、性質の違う施策を検討プロセスに沿って整理することで、それぞれがどの段階で何を担うのかを考えやすくなります。自社Web資産(ホームページ・SEO・コンテンツ)、地域検索(Googleビジネスプロフィール)、有料集客(Web広告)——この3つを区別し、それぞれの役割を活かします。

そして、Webは、SNS・動画と役割を固定せずに互いにつなぎ、最後は問い合わせ・来場への導線まで設計すること。ホームページなどの着地点を整え、施策同士をつなぐことは、Web集客を問い合わせ・来場へつなげるうえで重要です。

SNS・動画も含む集客全体は工務店・住宅会社の集客方法、発信テーマの決め方は工務店・住宅会社の集客に必要なコンテンツ設計をご覧ください。

リードレは、住宅購入者の検討プロセスから逆算し、Web・動画・SNSを「設計・制作」するご支援を行なっています。

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