2020-08-21
ウェビナー
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【2024年最新】今選ぶべきウェビナーツール(システム)10選
ウェビナーを開催して新規リードの獲得(リード・ジェネレーション)や既存リードの育成(リード・ナーチャリング)に取り組む企業が増えています。
そして、ウェビナー開催にあたって特に悩みの種となるのがウェビナーツール(システム)選びです。
すでに各社が、機能や特長、価格が異なる様々なウェビナーツール(システム)を開発・提供しています。
それらの中から、今回は代表的なウェビナーツール(システム)を10製品紹介します。
※1:各ウェビナーツール(システム)に関する情報は2020年8月時点のものです。各ウェビナーツール(システム)の詳細や最新情報は、各社のウェブサイトでご確認ください。なお、特記のない場合には料金は税抜です。
コロナショックで増えたウェビナー開催
ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語で、その名の通りウェブ上で開催するセミナーのことを指した言葉です。
新型コロナウイルスの影響で、首都圏を中心としてこれまでのようにオフラインでのセミナーを開催することが困難となりました。
そのため、セミナーの場をオンラインへと移し、積極的にウェビナーを開催している企業が少なくありません。
従来型のセミナーと同様に、ウェビナーは主に次のような目的で開催されています。
- その1:新規リードの獲得
- その2:既存リードの育成
- その3:カスタマーサポート/カスタマーサクセスの一環
各目的の詳細やウェビナー開催のメリット・デメリットなどは以下のコラムで詳しく解説しています。
ぜひご一読ください。
「ウェビナー(Webinar)とは?意味、メリット・デメリット、種類などを解説!」
ウェビナーツールとウェブ会議ツールの違い
ウェビナー開催にあたっては、ウェビナーツールを使用する場合とウェブ会議ツールを使用する場合の大きく2パターンに分けることができます。
機能面で非常に似通った両者ですが、主に次のような違いがあります。
ウェビナーツール
ウェビナーツールは、基本的には主催者側からの一方向でのコミュニケーションを前提として設計されています。
そのため、開催中には主催者側の音声と映像のみを視聴することが可能です。
ただ、最近ではチャットや、参加者からの一時的な発言許可(マイクON)といった機能で双方向でのコミュニケーションに対応したウェビナーツールも出てきています。
また、主催者側が画面上で参加人数や参加者の氏名などを把握できるものが多いです。
ウェブ会議ツール
ウェブ会議ツールは、複数人での双方向によるコミュニケーションを前提として設計されています。
そのため、ウェビナーツールのように主催者と参加者という垣根はなく、ウェブ上の会議室に入室している人は誰でも発言することができます。
また、カメラをONにした状態であれば互いの顔を見ることも可能です。
そのため、特にウェビナー開催では参加者の匿名性を担保するという観点からはウェブ会議ツールではなくウェビナーツールの方が適しています。
今選ぶべきウェビナーツール(システム)10選
今回は、前述したウェビナーツールとウェブ会議ツールのうち、特にウェビナーツールに該当する製品をご紹介していきます。
その1:Zoomウェビナー
Zoomは、ウェブ会議ツールの代名詞的な存在となっています。
皆さんも社内外と関係者との打ち合わせや商談でZoomを使用する機会が多いのではないでしょうか?
そして、ZoomはZoomウェビナーというウェビナー機能も提供しています。
ウェブ会議用のZoomミーティングとは異なり、Zoomウェビナーでは主催者と特定のパネリストだけがカメラのON/OFFや音声での通話、画面共有の操作などを行うことが可能です。
録音や録画が可能であり、参加者から質疑応答を受け付けることもできるので双方向でのコミュニケーションを実現することも可能です。
【料金】
2,125円/月〜
※無料プランあり
【製品サイト】
https://zoom.us/jp-jp/webinar.html
その2:Cocripo
Cocripoはブラウザベースのウェビナーツールであり、主催者と参加者がともに専用ソフトをインストールすることなく、Google Chrome上で利用することができるウェビナーツールです。
3名まで通話できる無料のフリープランが用意されているので、小規模でのウェビナーを開催する場合には最適なツールと言えます。
また国産ツールということもあり、サポートが充実していることも魅力となっています。
【料金】
30,000円/月〜
【製品サイト】
https://promote.cocripo.co.jp/
その3:V-CUBE セミナー
V-CUBEセミナーは、長年にわたりV-CUBE ミーティングやV-CUBE BOXといったテレビ会議・ウェブ会議ツールを開発してきた株式会社ブイキューブの技術力をバックボーンに、全世界最大10,000拠点(台)と同時接続してウェビナーをライブ配信することができることが特長のウェビナーツールです。
また、高画質・高音質であることも特長。
品質の高いウェビナーを開催したいという場合には、ブイキューブが保有している専用スタジオを利用したり、専門スタッフによるサポートを受けることも可能です。
参加者側は、専用ソフトをインストールすることなくウェブブラウザから視聴できるという手軽さも魅力となっています。
【料金】
要問合せ
【製品サイト】
https://jp.vcube.com/service/seminar
その4:Cisco Webex Events
Cisco Webex Eventsは、世界最大のネットワークベンダーであるシスコシステムズが開発したウェビナーツールであり、高画質・高音質でのウェビナーが可能であることが特長です。
Eloqua、Salesforce、Act-On、Marketo、Constant ContactといったMA(Marketing Automation/マーケティングオートメーション)ツールやCRM(Customer Relationship Management/顧客関係管理)ツールと連携できるので、ウェビナーを軸としたマーケティング活動において獲得したリードを統合的に管理することができます。
また、クレジットカードやPayPal(ペイパル)での支払いに対応しているので、ウェビナーそのものをマネタイズすることも可能です。
【料金】
要問合せ
【製品サイト】
https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/conferencing/webex-events/index.html
その5:LiveOn
LiveOnは、クラウド版とオンプレミス版の両方をラインナップしており、クラウド版については月額3,000円から手軽に利用することができることが特長です。
ウェブ会議ツールとしての利用がメインとなりますが、多人数モード(セミナーモード)を使用することでウェビナーツールとしても利用可能。
主催者以外の参加者については視聴のみを原則としつつ、発言予約機能によって一時的な発言を許可することで双方向のコミュニケーションを実現することも可能です。
【料金】
要問合せ
【製品サイト】
https://www.liveon.ne.jp/
その6:Microsoft Teams
Microsoft 365ユーザーを中心に、最近ではウェブ会議でMicrosoft Teamsの利用が拡大しています。
そして、Microsoft Teamsはウェブ会議だけではなく、ライブイベントという機能によってウェビナーツールとして利用することも可能です。
ライブイベントは、最大10,000人に配信することができるウェビナー機能です。
なおMicrosoft Teamsのライブイベント機能を利用するには、Office 365のE1を含むライセンスを契約している必要があります。
【料金】
500円/月〜
【製品サイト】
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software
その7:Adobe Connect Webinars
アドビ システムズでは、ウェブ会議ソリューションとしてAdobe Connectを提供しています。
このうち、ウェビナーツールにあたるソリューションがAdobe Connect Webinarsです。
ウェビナー時に使用する各種機能はもちろん、集客にあたってのランディングページの作成やメールデザインの作成に関する機能も搭載しています。
開催直前のリマインドメールなども容易に配信することが可能です。
【料金】
130ドル/月〜
【製品サイト】
https://www.adobe.com/jp/products/adobeconnect/webinars.html
その8:J-Stream Equipmedia
J-Stream Equipmedeiaは、国内最大級の動画配信プラットフォームです。
顧客向けの商品説明やプロモーション、従業員向けの研修、ECサイトでの商品説明など様々な用途で利用されています。
そして、J-Stream Equipmedeiaはライブ機能を搭載。
専用iOSアプリ「EQライブキャスト」を使用すれば、iPhoneやiPadで撮影した映像をそのままライブ配信することが可能です。
また、「同時視聴者数集計ログ」「ユニークユーザー集計」といった分析機能によって、視聴状況をリアルタイムに分析できます。
最近では、収録済みの動画を指定時間に配信する擬似ライブ配信機能が追加されました。
【料金】
50,000円/月〜
初期費用:50,000円
【製品サイト】
https://www.stream.co.jp/service/platform/equipmedia/
その9:LOGOSWARE GigaCast
LOGOSWARE GigaCastは、ウェビナーに特化して開発されたウェビナーツールです。
ウェビナー時のライブ配信はもちろん、告知ページの作成や参加申込ページの自動生成、ウェビナー後のアンケート機能などを幅広く搭載しています。
また、告知ページの作成や配信システムの設定などを代行してもらうことができる運営支援サービスやおまかせGigaCastライブセミナーも提供しています。
そのため、ITに不慣れな人でも安心してウェビナーを開催することが可能です。
【料金】
9,800円/月〜
【製品サイト】
https://powerlive.logosware.com/
その10:meet in
meet inは、主催者も参加者も専用アプリダウンロード不要で、ウェブブラウザベースで利用することができるウェブ会議・商談ツールです。
そして、ウェビナー機能を備えているため、ウェビナーツールとして利用することも可能です。
主催者側からの一方向のコミュニケーションの他、チャットを通じて双方向でのコミュニケーションが可能。
さらに、主催者が任意に選択した参加者に対して一時的に発言を許可することも可能です。
また、申込ページを作成したり、当日アクセスするためのURLを記載した通知メールをシステム上から自動配信したりすることができます。
【料金】
要問合せ
【製品サイト】
https://meet-in.jp/
ウェビナーによるリード獲得後のナーチャリングをご支援!
今回解説したように、すでに様々なウェビナーツールが存在しています。
そして、以下のコラムで詳しく解説しているようにウェビナーの開催にあたっては集客が重要になります。
また、ウェビナー開催後は参加者(見込み客)へのアプローチを継続して商談獲得、受注につなげていくことが重要です。こうした取り組みには、ホワイトペーパーを中心としたコンテンツが欠かせません。
例えば、ウェビナー開催後には、参加者にメールで資料ダウンロードを促すことが有効です。一方で、ウェビナーを開催している企業の中には「当日使用したプレゼン資料」をそのままダウンロード資料として活用しているケースが少なくありません。
プレゼン資料は、説明する内容を視覚的に補足するために作られていることがほとんどです。そのため、参加した担当者が後から内容を振り返ることはできても、参加していなかった方がプレゼン資料から当日の内容を十分に理解することは難しいでしょう。このことから、決裁者がウェビナーに不参加の場合、プレゼン資料によって自社の特長やメリットをアピールする機会を失っている可能性があります。
こうした課題を解消するためには、ウェビナーの内容をまとめ、説明や補足がなくとも完結するようなホワイトペーパーをダウンロード資料として設置することが有効です。
リードレはBtoB専門のコンテンツマーケティング会社としてこれまでに数多くの企業様のリード・ジェネレーションとリード・ナーチャリングをご支援してきました。
その中には、Chatwork様やSATORI様といったマーケティング先進企業が多数含まれています。
ウェビナーマーケティングの実践をお考えの方は、ぜひリードレまでお問い合わせください。