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マーケティングオートメーション

【2020年最新】MAツール国内導入数トップ10を比較!

このコラムでは、マーケティングオートメーション(以下 MA)ツールでできることや導入効果、国内導入数トップ10にランクインしているMAツールの特長や料金などを比較していきます。 MAツール導入を検討中の方は、ぜひご一読ください。 (このコラムでわかること) ・MAツールの主要機能 ・MAツールの導入効果 ・国内導入数が多いMAツールの特長/料金 MAツールでできること 見込み客育成の効率化 メール自動配信 獲得した見込み客に対してメールを自動配信することができます。 「資料ダウンロードのお礼」→「お役立ち資料のご案内」→「成功事例の紹介」 このような「ステップメール」 も、手間なく簡単に配信できるようになります。 シナリオ設計 「見込み客がサイトを再訪したらメールを配信する」 「メールを開封したが反応のない見込み客に別のメールを配信する」 このような形で、それぞれの見込み客にあわせたアクションを自動的に実行 することができます。 見込み客管理の効率化 データベースによる見込み客管理 獲得した見込み客の情報をデータベース化して管理することで、見込み客の属性やウェブ上での行動を可視化 することができます。 SFA(営業支援)やCRM(顧客管理)といったツールと連携して社内にある見込み客の情報を一元化 することも可能です。 見込み客選別の効率化 スコアリング機能 あらかじめ見込み客のアクションに対してスコアを設定しておくことで、属性やサイト訪問履歴といった情報をもとに見込み客の確度を数値化 できます。 その結果、優先的に接触すべき人物を効率的に抽出できるようになります。 見込み客獲得の効率化 フォーム設置 MAツールを活用することで、誰でも簡単にウェブサイト上にフォームを設置して見込み客獲得を促進 することができます。 また、閲覧者の属性に合わせて最適なフォームやコンテンツを表示することも可能です。 広告連携 ディスプレイ広告やリスティング広告のほか、FacebookなどのSNS広告と連携することができます。 たとえばSNS広告と連携して、自社サイトの特定のページを訪問した人にだけ広告を表示させる といったことができるMAツールもあります。 MAツールの導入効果 見込み客情報の一元化 Excelによる見込み客管理では、その数が増えるにつれて管理・更新が煩雑になったり、他部門との情報共有が適切に行えなかったりといった課題が生じがちです。 一方、MAツールを導入してSFA ツールやCRMツールと連携することで、見込み客情報を一元化できるので、管理・更新や情報共有といった作業を効率化 することができます。 営業生産性の向上 従来のマーケティング活動では、見込み客を一つの集団として捉えてアプローチするマス・マーケティングが主流となっていました。 一方で、MAツールを導入してデータベースやスコアリング機能を活用することで、見込み客が求めているニーズを個別に把握することができるようになります。 そのため、見込み客一人ひとりに合わせたマーケティングが可能 となり、結果として営業生産性の向上にもつながるでしょう。 国内における各MAツールのシェア 2019年にDataSignが行った調査(※1)によると、国内で利用されているMAツールとしては「Pardot」が最も多く20.93% 。次いで「BowNow」が13.51% 、「Marketo」が12.64% となっています。 順位 サービス名 シェア 1 Pardot 20.93% 2 BowNow 13.51% 3 Marketo 12.64% 4 List Finder 11.21% 5 HubSpot 6.74% 6 Oracle Eloqua 5.62% 7 SATORI 4.52% 8 Demandbase 4.24% 9 Kairos3 4.03% 10 SHANON MARKETING PLATFORM 3.06% ※1:DataSign「Webサービス調査レポート 2019.3」 国内導入数トップ10のMAツールの特長/料金を比較! 本項では、上述した調査において国内シェアの高かったMAツールの特長や料金を上位から順に紹介していきます。 ※2:本コラムで紹介している各MAツールの機能/料金(いずれも税抜表記)などの情報は2020年2月現在でそれぞれのサービスページに掲載されている情報に基づきます。最新の情報は各MAツールのサービスページをご確認ください。 1.株式会社セールスフォース・ドットコムの「Pardot」 Pardot(パードット)については、下記のコラムでも詳しく解説しています。 あわせてご一読ください。 Pardot(パードット)とは?〜特長・機能・価格を解説!〜【2020最新】 「Pardot(パードット) 」 は、株式会社セールスフォース・ドットコムが提供しているMAツールです。 「Pardot」の特長として、同社のSFAツールである 「Salesforce」 とスムーズに連携できる点を挙げることができます。 実際、「Salesforce」ユーザーが新たにMAツールを導入する場合には、「Pardot」を選択するケースが目立ちます。 また、 トラッキングクッキーの保有期間が最長で10年 と長いことも特長の1つです。 特に導入までの検討期間が長いBtoB商材を提供している企業に向いているMAツールと言えるでしょう。 そのほか、「Pardot」は一般的なスコアリング機能のほかに 「グレーディング」 と呼ばれる機能を搭載しています。 これは、役職や会社の規模といった属性にもとづいて、それぞれの見込み客のグレードを判定する機能です。 この機能を活用することで、その見込み客が自社のペルソナとどれだけマッチしているのか、具体的なスコアとして判定することが可能になります。 価格(月額) 15万円〜 2.Mtame株式会社の「BowNow」 「BowNow(バウナウ) 」 は、Mtame株式会社が提供しているMAツールです。 「BowNow」は、MAツールを導入する企業が抱えがちな「設定が難しく、うまく使いこなせない」といった悩みを解消するため、 営業部門もマーケティング部門も使いやすいようシンプルに設計 されています。 「BowNow」の特長的な機能の1つが、3,500社の実績で培ったノウハウをテンプレート化した 「ABMテンプレート機能」(※3) です。 この機能は、見込み客のステータス分類や営業担当者へのアラートメールを、スコアリングやシナリオの設計不要ですぐに使い始めることができるというものです。 時間のかかるスコアリングやシナリオの設計を省略できるため、導入・運用コストが抑えられます。 ※3:Account Based Marketing(アカウントベースドマーケティング)の略 価格(月額) 0円〜 3.アドビ システムズ 株式会社の「Marketo」 「Marketo(マルケト) 」 は、アドビ システムズ 株式会社が提供しているMAツールです。 もともとはマルケト社の製品として展開されていましたが、アドビ システムズ 株式会社がマルケト社を買収・統合したことで2020年現在では統合型クラウドソリューション 「Adobe Experience Cloud」 の機能のひとつとなっています。 「Marketo」の特徴として、700以上のパートナー製品と連携できることが挙げられます。 マーケティングチャネルにおける顧客の行動データをオンライン・オフライン問わず収集しつつシナリオやスコアリングを設計して、長期的なマーケティング施策に落とし込むところまでワンプラットフォームで実現することができます。 なかでも見込み客・ナーチャリングに強みを持つ「Marketo」は、 「プレディレクティブコンテンツ」 と呼ばれる機能を搭載。顧客が求めるコンテンツが自動でリコメンドされるため、一人ひとりに合った情報を効率的に提供することができます。 価格 データベースサイズにより変動のため、サイト上では非公開 4.株式会社Innovation & Co.の「List Finder」 「List Finder(リストファインダー) 」 は、株式会社Innovation & Co.が提供しているBtoBマーケティングに特化したMAツールです。 「初めてにちょうどいいMAツール」 を謳っており、シンプルかつ直感的に操作できる機能性と、月額3万円台〜というリーズナブルな価格設定が特徴です。 「List Finder」はもともと営業リストを管理するためのツールとして提供されはじめた経緯から、 見込み客の情報を集約・整理する機能 に強みを持っています。 たとえば 「名刺データ化代行」サービス では、社内に保管されている紙の名刺を株式会社Innovation & Co.に預けるだけで、数日後に「List Finder」にデータが保管され、活用できるようになります。 また、MAツールを活用したメール配信施策を展開する際に必要となるコンテンツ制作をサポートしたり、MAツールを運用しながらサイト改善を進めたりといった運用支援サービスも用意されています。 価格(月額) 3万9800円〜 5.HubSpot Japan株式会社の「HubSpot」 HubSpotについては、無料で利用可能な「HubSpot CRM」を中心に下記のコラムでも詳しく解説しています。 あわせてご一読ください。 無料で使えるMAツール「HubSpot(ハブスポット)」の 機能や使い方を解説! 「HubSpot(ハブスポット) 」 は、 HubSpot Japan株式会社が提供しているBtoBマーケティングプラットフォームです。 無料でも利用できる 「HubSpot CRM」 を中心として、 「Marketing Hub」、「Sales Hub」、「Service Hub」 といったソフトウェアが統合されています。 このうち、MAツールとしての機能は「Marketing Hub」に備わっており、 SFA/CRM機能を同一プラットフォームで活用できる ため、シームレスに施策を展開してくことができます。 「売上が5億ドル程度まで」「オウンドメディアを活用してインバウンドマーケティングを積極的に行う」中小企業をターゲットとしており、 マーケティング部門のリソースが少ない場合でも運用できるようにシンプルなインターフェイスを採用 しています。 そのほか、既存のウェブサイトのSEO、CTA、競合分析などを評価して見込み客を増やすアドバイスがもらえる、無料の「ウェブサイト分析」サービスも提供しています。 価格(Marketing Hub月額) 0円〜 6.日本オラクル株式会社の「Oracle Eloqua」 「Oracle Eloqua(オラクル エロクア) 」は、日本オラクル株式会社が提供しているBtoB特化型のMAツールです。 この製品の特長として、他のMAツールと比較して大量の見込み客データを取り扱うことができる点が挙げられます。 MAツールのなかには取り扱うことのできるデータ量に制限のあるものも少なくありません。こうしたMAツールの場合、容量の逼迫を防ぐため、定期的にデータを管理・更新する必要があります。 その点「Oracle Eloqua」は、ほぼ無制限に見込み客データを取り込むことができるうえ、そのデータを精緻にセグメントすることができます。 また、MAツールの管理者による権限管理がきめ細かくできる点も特徴で、各担当者が「どの情報にどこまでアクセスできるのか」といった設定が可能です。 このような特徴から「Oracle Eloqua」は、営業・マーケティングに携わる人数の多い大企業に向いているMAツールと言えるでしょう。 なお、日本オラクル株式会社では、BtoCマーケティング向けのMAツールとして「Oracle Responsys」という製品も提供しています。 価格 サイト上では非公開 7.SATORI株式会社の「SATORI」 SATORI(サトリ)については、下記のコラムでも詳しく解説しています。 あわせてご一読ください。 SATORI(サトリ)とは?〜匿名リードへのアプローチに強みを持つMAツールの機能・価格などを解説〜 「SATORI(サトリ) 」は、SATORI株式会社が提供している国産のMAツールです。 マーケティングオートメーションという概念はアメリカ発祥のため、日本で利用できるMAツールの多くはアメリカのベンダーにより開発されたものです。一方、そうしたMAツールのなかには開発現地に最適化して開発されたものも少なくありません。そのため、日本では「使いにくい」と感じるケースもあります。 その点、国産MAツールの「SATORI」は日本に最適化された設計のため、使いやすさや操作の明瞭さが魅力です。また、カスタマーサポートも手厚く、導入時・運用中に発生した不明点もスピーディなやり取りで解消できます。 機能面では「アンノウンマーケティング機能」が特徴の1つです。資料請求や問い合わせに至っていない匿名見込み客についてもポップアップやプッシュ通知で適切なコンテンツに誘導する「匿名ナーチャリング」が可能です。 価格(月額) 10万円〜 8.米Demandbase社の「Demandbase」 「Demandbase(デマンドベース)」は、米Demandbase社が提供しているABMツールです。 ABMとは「Account Based Marketing(アカウント・ベースド・マーケティング)」の略称で、明確にターゲット企業を選定した上で、その顧客にパーソナライズした施策を展開していくマーケティング手法を指します。 MAツールをはじめSFAやCRMなどのツールが実用化されたことで、見込み客一人ひとりに合わせたマーケティングが可能となったことで、ABMは改めて注目されるようになりました。 そして、ABMに特化したツールが「Demandbase」です。一般的なMAツールが持つ機能に加えて、特定の企業に限定して広告配信ができるなどの特徴があります。 価格 サイト上では非公開(日本法人なし) 9.カイロスマーケティング株式会社の「Kairos3」 「Kairos3(カイロス3)」は、カイロスマーケティング株式会社が提供している国産MAツールです。 「お客さまファースト」を謳っており、シンプルなUIかつ画面上に常時「操作ガイド」が表示されるため、誰にでも操作・設定しやすいことが特徴です。そのため、新たに導入する場合でもMAツール運用のトレーニングコストを抑えることができます。 また、国産MAとしてカスタマーサポートも日本人スタッフによる即日対応のため、運用中の不明点もすぐに解消することができるなど、いわゆる「ひとりマーケター」でも運用しやすい環境が整っています。 「最低契約期間は1年間」というMAツールも多い中、「Kairos3」の最低契約期間は6ヶ月となっており、さらに月額5,000円からというリーズナブルな価格設定なことから、MAツールを初めて導入する企業でのスモールスタートに向いているMAツールと言えるでしょう。 価格(月額) 5000円〜 10.株式会社シャノンの「SHANON MARKETING PLATFORM」 「SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン マーケティングプラットフォーム)」は、株式会社シャノンが提供している国産MAツールです。 「SHANON MARKETING PLATFORM」の特徴として、イベントやセミナー、展示会といったリアルマーケティングを意識した設計が挙げられます。 具体的には、イベントやセミナーの来場履歴、名刺交換履歴や電話履歴などをまとめて個人情報に紐づけ、対面での接点履歴をまとめてデータベース化して一元管理することができます。 この他、イベントの「自動締切機能」やセミナーの「受講票自動生成機能」、来場者への「お礼メール機能」など、施策を行う上で、業務を効率化するための機能を豊富に搭載しています。 さらに、イベント運営の事務局代行サービスも用意されていることから、リアルマーケティング施策を積極的に展開していきたい企業は必見のMAツールと言えます。 価格(月額) 2万5000円〜 まずは1ヶ月間だけMAツールを使い倒してみませんか? このように今日では非常に多くのMAツールが登場しています。 そして、実際にMAツールを導入・運用する場合、 年間数百万円程度のコストが発生するのが一般的 です。 そのため、 「実際に使ってみないと、自社にとってそれだけのコストを払う価値があるのかわからない」 と感じている方も多いのではないでしょうか? こうした課題を解消するために、2週間〜1ヶ月ほどのトライアル期間を設定しているMAツールもあります。 一方で、MAツールのなかには初期設定やシナリオ設計が難しいものも少なくありません。 そのため、 トライアルの短い期間で設定・設計を済ませ、さらに適切に運用していくことは非常に難しい と言わざるを得ません。 そこでリードレでは、 MAツールのトライアル期間中、使い方はもちろんシナリオ設計までトータルでバックアップして導入効果を検証可能な「MAツール効果検証プラン」 をご用意しています。 下記からぜひお気軽にお問い合わせください。

2020-03-26

コンテンツマーケティング

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コンテンツ制作会社を選ぶための5つの質問【自社に最適な外注先は?】

「どこかで目にしたことがあるような情報ばかりが詰め込まれたコラムが納品された…」 「修正回数がかさんで納期までにダウンロード資料が完成しなかったため、結局リード獲得施策のスタートが遅れてしまった…」 「制作会社側にうちの業界に詳しい人がいなかったので、制作にあたってこちらの意図を伝えるのに苦労した…」 コンテンツの制作を外注したことがある方の多くは、一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか? コンテンツマーケティングに取り組む企業の増加に伴い、今日ではそれを支援するコンテンツ制作会社も軒を連ねています。 そのなかから自社に最適なコンテンツ制作会社を見極めなければ、冒頭で述べたような状況に陥ってしまうでしょう。 そこで本コラムでは、このような状況に陥らないためにコンテンツ制作会社に投げかけるべき5つの質問を解説していきます。 5つの質問で最適なコンテンツ制作会社を見極める! Q1:実際の制作はどなたが担当しますか? コンテンツ制作会社によって制作体制は様々です。 なかにはクラウドソーシングサイトで調達したディレクターやライター、デザイナーといったクリエイターに制作を丸投げしているような会社もあります。 もちろん、クラウドソーシングサイトにも優秀なクリエイターが在籍しています。 一方で、お小遣い稼ぎ感覚で仕事をしているクリエイターが少なくないことも実情です。 したがって、このような制作会社に外注した場合には専門性が高いとは言えないクリエイターが制作を担当した結果、「想定とはまったく異なる仕上がりのコンテンツが納品された…」という状況に陥ってしまいがちです。 そのため、実際の制作はどのようなクリエイターが担当するのかを質問しましょう。 そのうえで、特に企画立案や制作打ち合わせといったコンテンツの根幹に関わる部分に社内のクリエイターを充てているコンテンツ制作会社に依頼するのが良いでしょう。 Q2:具体的な制作フローを教えていただけますか? コンテンツの対象となっている業界や商材については、コンテンツ制作会社よりもまさにその業界でその商材を売っているクライアント企業の方が詳しいのが一般的です。 したがって、コンテンツ制作会社の役割はクライアント企業側の知見を活かしつつ、そこにマーケティング的な知見を加えて、ターゲットの興味・関心の喚起や問い合わせ・資料請求といったアクションにつながるようにすることです。 そのためには、コンテンツ制作に着手するまえに、クライアント企業/コンテンツ制作会社間でコンテンツ内容に関する打ち合わせを実施して双方の知見を融合させることが欠かせません。 一方で、このような打ち合わせの機会を設けずにコンテンツ制作に着手するコンテンツ制作会社も珍しくありません。 このような制作フローでは、ウェブ上の情報だけを参考にしたオリジナリティに欠けるコンテンツや、書き手の知見に偏ったコンテンツに仕上がってしまう可能性が高いでしょう。 そのため制作フローについて質問することで、そのなかにコンテンツの内容に関する打ち合わせが含まれているかどうかを確認しましょう。 Q3:類似する業種での制作実績を見せていただけますか? 「ライティングが冗長で、何度修正してもらってもBtoBらしい文体にならない…」 「デザインのトンマナが合わず、どのように修正を依頼すれば良いのかわからず困った…」 一口にコンテンツといっても、BtoBやBtoCといったビジネス領域やシステム開発、情報セキュリティ、製造といった業種によって、それぞれ特性が異なります。 したがって、これまでにその商材の属する業界でのコンテンツ制作実績がないコンテンツ制作会社に外注した場合にはこのような状況に陥ってしまう可能性が高いです。 そのため、類似する業種での制作実績を問う質問を投げかけて事前に確認をしましょう。 Q4:このようなテーマのコンテンツの場合、どのような集客施策が効果的ですか? 特に事例集やホワイトペーパー、サービス資料といったダウンロードコンテンツを制作する場合、サイト内にコンテンツを設置するだけでダウンロード(=リード獲得)という成果を生み出すことは難しいでしょう。 どんなに素晴らしいダウンロードコンテンツを作り上げたとしても、世間がその存在を知らなければダウンロードされることはないからです。 コンテンツマーケティングによってリード獲得を実現するためには、SEOコンテンツによる自然検索での流入やウェブ広告の出稿といった集客施策が欠かせません。 そして、ダウンロードコンテンツはそういった集客施策も踏まえた上で制作する必要があります。 そのため、特にダウンロードコンテンツを制作する場合には、コンテンツ制作だけではなくウェブマーケティング全般の知見を有しているどうか確認しましょう。 Q5:○日に依頼した場合の納期を教えていただけますか? Q1で述べたように、コンテンツ制作会社のなかには外注先に丸投げしているような会社も少なくありません。 そのような場合には、制作に着手するまでに必要以上の時間がかかったり、修正が反映されるまでにタイムラグがあったりといった理由から、希望する納期に間に合わない可能性も否めません。 こうした事態を避けるためには納期に関する質問を投げかけるのが有効です。 その際、「大体これくらい」といった曖昧な表現で回答するような会社は避けることが望ましいでしょう。 制作フローが整ったコンテンツ制作会社であれば、「御社が確認に要する時間にもよりますが、最短で○日で納品できます」といった明確な回答が得られるはずです。 それでも納期に不安が残る場合には、仮の日程でも構いませんのでスケジュール表の提出を求めてみましょう。 オリジナルチェックリストでコンテンツ制作会社を比較検討! コンテンツマーケティングの普及に伴い、今日では非常に多くのコンテンツ制作会社が軒を連ねています。 それらのなかから自社に最適な1社を見極めるために、ぜひ今回の挙げた5つの質問を投げかけてみてください。

2020-02-05

BtoBマーケティング

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リード獲得とは?その定義や成功させるためのポイントを弊社コンサルタントが解説!

「営業は足で稼げ!」 そんな時代はもはや終わったといっても過言ではありません。 生産年齢人口が減少している今、とりわけ営業人材の採用が難しくなっており、より効率的な営業活動の実現はあらゆる企業にとって喫緊の課題となっています。 そして、リード獲得は営業活動のまさに入り口とも言える存在です。 そこで今回は、リードレのコンサルタントである落合がリードの定義やリード獲得を成功させるためのポイントなどを解説していきます。 Q1:そもそもリード獲得って何ですか? そもそもリード(Lead)は、「案内する」「先導する」といった動詞としての意味や、「先頭」「糸口」といった名詞としての意味を持った英単語です。 そこから転じて、マーケティングの世界ではリードは「見込み客」を指した言葉として使われています。 そして、リード獲得とはリード、つまり見込み客を獲得することです。 リード・ジェネレーション(Lead Generation)と英語で表現されることも少なくありません。 特にBtoBビジネスでは、リード獲得が非常に重要です。 日用品や飲食サービスといったBtoC商材とは異なり、BtoB商材の場合には最終的な製品導入・サービス申し込みといった意思決定を行うまでに時間を要します。 そのため、「将来的な売り上げを創出するためにまずはリードを獲得しよう」という発想が必要になるのです。 Q2:リードにはどんな種類がありますか? 一般的には、名刺交換や資料ダウンロード、問い合わせなどを経て氏名やメールアドレス、所属企業名といった個人情報を取得した人を見込み客として扱うというのが一般的です。 そして、個人情報を取得した見込み客をさらに細分化して捉える場合もあります。 たとえば米国の調査会社であるシリウスディシジョンズでは2002年に発表した「Demand Waterfall」と呼ばれるビジネスモデルの中で、リードを次の2つに大別しています。 Marketing Qualified Lead(MQL):マーケティング活動で創出されたリード Sales Qualified Lead(SQL):営業担当者が訪問や電話などの営業活動で絞り込んだ案件 SQLについてはさらに2つに細分化することができるとしています。 Sales Accepted Lead(SAL):マーケティング担当者から引き渡されたリード Sales Generated Lead(SGL):営業担当者が自ら作り出したリード 一方で、今日ではBtoBビジネスにおいてもウェブ上での情報提供の重要性が増しています。 資料請求や問い合わせを行う前に情報収集を終えている、あるいは候補とする商材の選定を終えているといったケースも珍しくありません。 こうしたなかで、最近では個人情報を取得していない人もリード(見込み客)として捉えてアプローチしていこうという考え方が広まりつつあります。 そしてこのような個人情報を取得する前のリードは、匿名リード(アンノウンリード)と呼ばれています。 Q3:リード獲得には何が必要ですか? リード獲得のためには、まずは匿名リードを増やす必要があります。 具体的には、オンラインにおいては自社ウェブサイトへの流入を増やしたり、セミナー/展示会への来場者を増やしたりといったことが必要になります。 そのためには、次のようないわゆる集客施策が必要になります。 オンライン: • リスティング広告の出稿 • ディスプレイ広告の出稿 • SNS広告の出稿 • SEOコンテンツの配信 • 外部メディアへの記事広告の出稿 オフライン: • ダイレクトメールの郵送 • テレビCMの放映 • 中吊り広告の設置 • 新聞/雑誌広告の掲載 そして、このような集客施策を講じて匿名リードを増やしたリードは、概ね次のようなきっかけで実名化することになります。 オンライン: • 自社ウェブサイトでの問い合わせフォーム送信 • 自社ウェブサイトでの資料ダウンロード • 記事広告を出稿したメディアでの記事閲覧・資料ダウンロード オフライン: • 名刺交換 • 電話問い合わせ時の個人情報確認 Q4:リード獲得を成功させるためのポイントは何ですか? ウェブマーケティングに関心のある企業は、多くの場合、リスティング広告やディスプレイ広告といったウェブ広告出稿やオウンドメディアの運営といった集客施策に力を入れています。 それ自体は、リード獲得を果たすために欠かせません。 しかし、それだけでは匿名リードの獲得に終始してしまいます。 リードが匿名の状態では、メルマガの配信やインサイドセールスによる架電といった施策を通じてリードをナーチャリング(育成)することができません。 そう言った意味でも、リード獲得の成否はどれだけ多くの匿名リードを実名化してナーチャリングできる状態にすることができるかにかかっていると言えます。 そう考えると、集客施策だけに注力するのは考えものです。獲得した匿名リードを実名化するための施策にも力を入れるべきでしょう。 具体的には、実名化のきっかけをできる限り多く設ける必要があります。問い合わせやサービス資料請求だけでは十分ではありません。 このようなきっかけで実名化するのは、かなり検討段階が進んだリードに限られてしまうからです。 もっと早い段階から実名化するためには、たとえば次のような実名化のきっかけを設ける必要があるでしょう。 ・よくある課題とその解決策をまとめたホワイトペーパーのダウンロード ・導入事例集のダウンロード ・競合商材との比較表のダウンロード ・トライアルの申し込み リード獲得にお困りの方へ 今回は、リードの定義やリード獲得を成功させるためのポイントを解説してきました。 そして、リードレではこれまで多くの企業様のリード獲得をご支援してきました。 リード獲得にお困りの方はぜひリードレにご相談ください。 BtoB領域に精通した制作パートナーへの依頼で、コンテンツ制作の負担を大幅に軽減。昨年度の5倍の新規リードを獲得!

2020-01-17

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【9/6開催@横浜】BIZMAPS・SATORI社との共催セミナーのご案内「リード獲得から刈り取るまでの実践術」

この度、当社では、BIZMAPS、SATORI株式会社との共催セミナーを開催することとなりました。 テーマ 売上を伸ばすためのWebマーケ×営業戦略立案セミナー  ~リード獲得から刈り取るまでの実践術~ 概要 BtoB企業で導入が進むマーケティングオートメーション(MA)とインサイドセールス。 その背景には、リード獲得から刈り取りまで、総合的な営業戦略のニーズの高まりがありました。 これまで培ってきた従来のプッシュ型営業と「デジタルマーケティング」をつなぎ合わせ、自然なナーチャリングを演出するためのデジタルツール活用術。さらに、引き上げの要となるインサイドセールス導入戦略のポイントまでをシンプルなPDCAに落とし込んでお伝えします。 マーケだけ、営業だけ、では乗り切れない今だからこそ、『売り上げに直結するWEBマーケ×営業の2軸戦略』を手に入れてください。 ------------------------------------------------------------- 【BIZMAPS×ネクストアド×SATORI 共催】 開催日時:2019年9月6日(金)14:00-16:00(受付開始13:50ー) 会場:横浜市西公会堂 2号会議室 会場所在地:横浜市西区岡野1-6-41(横浜駅下車 徒歩約10分) 定員:20名 受講料:無料 ------------------------------------------------------------- 定員20名となっておりますので、ご参加を希望される方は、お早めにお申し込みいただくことをおすすめ致します。 皆様のご参加、お待ちしております。 ------------------------------------------------------------- ☆セミナーの詳細、お申し込みはこちらから!☆ ※SATORI社のウェブサイトに遷移致します https://satori.marketing/events/seminar-20190906/ -------------------------------------------------------------

2019-08-09

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【画像有】VPN不要!海外版Googleの検索結果を見るための超簡単な方法

こちらのコラムでもご紹介しているように、SEO対策に取り組むうえでは、日本の先を行く海外のトレンドをキャッチアップしておくことが非常に重要です。 そのため、定期的に、海外版Googleをチェックして、検索表示画面の設計などを把握する必要があります。 とはいえ、国内にいながら海外版Googleを見るには、わざわざVPNに接続しなければならず非常に面倒です。 実際、前述したコラムを執筆している際にも、スマートフォンをVPNを接続して、米国版Googleの検索表示画面を確認しました。 しかし、つい先日、もっと簡単に海外版Googleを閲覧する方法を発見しました。 それは、Googleアプリを活用した方法です。 そこで、本コラムではGoogleアプリで海外版Googleを閲覧する方法を具体的に解説していきます。 1.Googleアプリをインストールする まずは、スマートフォンから下記のウェブページにアクセスして、Googleアプリをインストールしましょう。 Android版Googleアプリのダウンロードはこちら iOS版Googleアプリのダウンロードはこちら 1.Googleアプリから設定を開く つづいて、Googleアプリを開き、「・・・」→「設定」の順にタップします。 2.設定から「全般」、「検索の設定」を開く そして、「全般」→「検索の設定」の順にタップします。 3.「地域の設定」と「検索結果の言語」を変更する 「検索の設定」では、「地域の設定」と「検索結果の言語」を設定することができます。 この「地域の設定」と「検索結果の言語」を、閲覧したい国や地域と、その国や地域で利用されている言語に変更することで、日本版に変換されることなく、海外版のサイトをそのまま閲覧できるようになります。 「検索結果の言語」の設定も忘れずに! 前述したように、「検索の設定」では、「地域の設定」と「検索結果の言語」の両方を設定する必要があります。 「地域の設定」だけ変更して「検索結果の言語」を変更しなかった場合には、現状設定されている言語のままで表示されます。 したがって、たとえば、「バーティカル検索は国外になっているのに、検索結果は日本語で表示される」という不思議な状態になってしまいます。 そのため、必ず両方の設定を変更するようにしましょう。 そして、このような設定をすることで、たとえば、下のように、日本にいながら、VPN接続をすることなく米国の検索結果を閲覧できます。 まとめ 今回は、Googleアプリを使って、海外の検索結果を簡単に閲覧する方法を解説しました。 こちらのコラムでも解説しているように、米国に本社があるGoogleは英語圏での検索結果をまずは変更し、その後日本語検索でも適用する流れが多いです。 そのため、自社の保有するウェブサイトに関連するクエリがどのような動きをしているか、海外の検索結果を見ることで事前に情報を仕入れ、先んじて対応できるようにしていきましょう。

2019-08-02

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自社サイトがGoogleのモバイルファーストインデックスの対象外! そんなときにウェブ担当者が見ておくポイントとは

Googleが2016年11月からアナウンスを行っている、モバイルファーストインデックス。 そんなモバイルファーストインデックス、2019年7月1日以降に初めてクローリングされたサイトでは、デフォルトで適用されるという発表が先日ありました。 参考URL:Mobile-First Indexing by default for new domains このようにGoogleがモバイルファーストインデックスを推し進めている状況ですが、自社のサイトがモバイルファーストインデックスを適用されているかご存知ですか? そこで、今回はモバイルファーストインデックスが適用されているかチェックする方法をご紹介します。 モバイルファーストインデックスが適用されているか確認する方法 モバイルファーストインデックスが適用されているかどうか。 それはどのクローラ(ウェブサイトの情報を集めるためのGoogleのロボット)がアクセスしてきているかで分かります。 まずは自社サイトを登録している、サーチコンソールを開いてください。 開くと一番上の黒い部分に窓があります。こちらにチェックしたいURLを入れてEnterを押してください。 すると下記のような表示が出てきます。 この中の「ユーザーエージェント」が「スマートフォン用 Googlebot」となっていたら、モバイルファーストインデックスの対象サイトとなっています。 画像のように「パソコン用 Googlebot」となっている場合は、まだモバイルファーストインデックスの対象となっていません。 自社サイトがモバイルファーストインデックスの対象になっていない場合 では、自社のサイトがモバイルファーストインデックスの対象となっていない場合にはどんな対応が必要なのでしょうか? 自社サイトがレスポンシブデザインの場合 自社サイトがレスポンシブデザインで、PCサイトとモバイルサイトで同一URLを使用している場合は、特に対応すべき事項はありません。 自社のPCサイトとモバイルサイトが別のURLの場合 よく見かける例としては、URLを下記のように設定している場合です。 PCサイト:http://hogehoge.com/ モバイルサイト:http://m.hogehoge.com/ この場合は下記対応が必要となります。 PCページとモバイルページの内容を同一のものにする スマホページはGoogleの評価の対象になっていないからと、掲載する内容が省略されているページが以前はよくありました。 しかし、モバイルファーストインデックスではスマホページこそが評価の対象となります。 もし、PCページにあってスマホページにない内容がありましたら、追加しましょう。 canonicalとalternateを設定する 別URLのPCページとモバイルページが同一のものであると知ってもらうために、必要なタグを設定しましょう。 今回例で上げているURLであれば、下記のように設定してください。 PCサイト:http://hogehoge.com/ <link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="http://m.hogehoge.com/"> モバイルサイト:http://m.hogehoge.com/ <link rel="canonical" href="http://hogehoge.com/"> これにより、 m.hogehoge.com は hogehoge.com のモバイルページだというように認識してもらえます。 両URLをサーチコンソールに登録する サーチコンソールは、ドメイン単位での登録もできるようになりました。 もし、URL単位でサーチコンソールを登録されているのであれば、PCサイトとモバイルサイトの両方を同じサーチコンソールに入れてください。 今後モバイルファーストインデックスに切り替わった際は、PCサイトで見られていたデータが、モバイルサイトでしか見れなくなることも考えられるためです。 まとめ 以上、モバイルファーストインデックスが適用されているか調べる方法と、対処法をまとめました。 自社サイトが今現在モバイルファーストインデックスの対象になっていないからといって悲観する必要はありません。 必要な対処を行っていれば、Googleが随時移行を行ってくれます。 まずは必要な対応が取れているか確認を行いましょう。

2019-06-10

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カスタマージャーニーマップに関する7個のQ&A【現役コンサルタントが回答!】

「カスタマージャーニーマップは、どのようなステップで制作すれば良いの?」 「カスタマージャーニーマップを作成することには、どんなメリットがあるの?」 カスタマージャーニーマップについてのこのような疑問に、弊社コンサルタントの落合がQ&A形式でお答え致します。 カスタマージャーニーマップに関する7個のQ&A Q1:カスタマージャーニーマップとはなんですか? カスタマージャーニーマップとは、自社のターゲットとなる見込み客が、最終的な製品・サービス導入に至るまでの思考や行動の変化を時系列で可視化したものです。 一般的には、横軸にAIDMAモデルやAISASモデルをベースに見込み客の購買フェーズを設け、縦軸に各フェーズで想定される見込み客の思考や行動の変化、それにあわせたコンテンツといった項目を記載していきます。 Q2:カスタマージャーニーマップはどのようなステップで制作していきますか? 一般的には、下記のステップで進めていきます。 1.対象商材・目的の確認 同じ企業であっても、商材が異なれば、当然ながら、見込み客が最終的な製品・サービス導入までに辿る道のり(=カスタマージャーニー)も異なります。 したがって、まずはカスタマージャーニーマップを作成する対象商材を決定しましょう。 2.事前情報の収集・整理 対象商材を決めたら、以降のステップで必要となる事前情報を収集しましょう。 商材が属する市場の環境や競合、既存顧客に対する過去の営業活動など、ペルソナの設定やカスタマージャーニーの作成で必要となる情報を集めます。 3.ペルソナの設定 事前情報を収集したら、ペルソナを設定しましょう。 ペルソナとは、端的に言えば獲得したい見込み客の具体像です。実在する所属企業名や仮名、年齢、役職、思考の傾向など、精緻に設定することが重要です。 4.カスタマージャーニーの作成 ペルソナを設定したら、いよいよカスタマージャーニーマップを作成していきます。 5.アクションプランの作成 カスタマージャーニーマップは、それ自体が直接成果に結びつくわけではありません。 マップをもとに具体的なアクションを実行して、はじめて成果につながります。 そのため、マップにしたがって、アクションプランを作成しましょう。 Q3:複数商材がある場合には、個別にカスタマージャーニーマップを作成する必要がありますか? 前述した通り、商材が異なれば、カスタマージャーニーも異なります。 そのため、複数の商材が存在する場合には、それぞれについてのカスタマージャーニーを作成する必要があります。 Q4:1つの商材であれば、ペルソナやカスタマージャーニーマップも必ず1つになりますか? 実際には、同じ商材であっても、ペルソナやカスタマージャーニーマップは無数に存在する(=1つではない)と言えます。 一定の共通性があるにしても、それぞれの見込み客が商材導入に至るまでに異なる思考や行動を辿ることは容易に想像いただけるでしょう。 そして、完全なOne to Oneマーケティングを実現したいのであれば、すべての見込み客をペルソナとして設定し、そのカスタマージャーニーを検討する必要があります。 ただし、マップ作成はもちろん、その後のアクションを考えても、人的・金銭的リソースの面からそれが非現実的であると言わざるを得ません。 したがって、結果的には、1つの商材について、まずはある程度の共通性をもったペルソナを設定し、そのカスタマージャーニーマップを作成するという形になるのです。 Q5:具体的なペルソナを設定できる自信がありません。どうやって、具体化すれば良いのでしょうか? 最も良いのは、既存クライアントをペルソナとして設定することです。 既存クライアントであれば、ペルソナとしてイメージをしやすいことはもちろん、導入前に比較した製品や導入の決め手、導入に至る前の社内での稟議状況といった詳細な情報を得られる可能性が高いからです。 ペルソナ設定に困ったら、既存クライアントから、獲得したい見込み客に最も近い人を選び出して設定すると良いでしょう。 Q6:自分1人で作り上げられる自信がないのですが… 確かに、前述した作成ステップに沿って、たった1人でカスタマージャーニーマップを作成するのは簡単ではありません。 そのため、カスタマージャーニーマップの作成にあたっては、ワークショップの開催をご検討ください。 営業や開発エンジニアなど、様々な人が集まれば、マップ作成をよりスムーズに進めることができるでしょう。 さらに、複数の視点から自社の商材やペルソナなどを見つめ直すことで、より客観性のあるマップを仕上げることができます。 Q7:カスタマージャーニーマップを作って終わりにしないためには、どうすれば良いですか? 前述した通り、アクションプランを作成することです。 カスタマージャーニーマップで明らかになった導入までの障壁を解消するための具体的なアクションを検討しましょう。 具体的には、コラムやホワイトペーパーといったコンテンツ配信、リスティング広告やSNS広告といったウェブ広告運用、展示会出店、郵送DM送付などを挙げることができます。 場合によっては、コーポレートサイトのリニューアルやオウンドメディアの立ち上げ、営業代行会社への営業外注といった大規模な施策が必要となる場合もあるでしょう。 カスタマージャーニーマップ作成からコンテンツ制作まで一貫してご支援! 今回は、カスタマージャーニーマップについて弊社コンサルタントの落合がQ&A方式でお答え致しました。 そして、リードレでは、<strong経験豊富なコンサルタントが、カスタマージャーニーマップの作成から、コンテンツマーケティングを一貫してご支援しています。 自社商材の強みやターゲットなどを明確にしたうえで、再現性のあるマーケティングを実行したいとお考えの方は、ぜひお問い合わせください。

2019-05-28

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【6/5開催@渋谷】SATORI社との共催セミナーのご案内「〜失敗事例から学ぶ〜MAツール導入後に絶対やってはいけない3つのこと」

この度、当社では、MAツールベンダーであるSATORI株式会社との共催セミナーを開催することとなりました。 テーマ なぜ見込み客が増えない? 〜失敗事例から学ぶ〜MAツール導入後に絶対やってはいけない3つのこと 概要 本セミナーは、下記2つのセッションにわけて実施します。 第一部では、MAツールベンダーのSATORIが導入時の失敗事例や理想と現実を解説します。 そして、第二部では、コンテンツコンサルティング事業を行うネクストアドが、実際の失敗事例や運用のノウハウをもとに「見込み客の獲得に関する代表的な課題」を紹介しつつ、失敗事例をベースにMAツール導入企業が絶対にやってはいけないことを解説します。 開催日時等 開催日時:6月5日(水)15:00-17:00(受付開始14:30ー) 会場:渋谷区文化総合センター大和田 区民学習センター内2階 大和田学習室2 会場所在地:東京都渋谷区桜丘町23-21(渋谷駅下車 徒歩約5分) 定員:30名 受講料:無料 定員30名となっておりますので、ご参加を希望される方は、お早めにお申し込みいただくことをおすすめ致します。 皆様のご参加、お待ちしております。

2019-05-13

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検索結果1位になってもクリックされない!? 海外のGoogle検索結果で起きている事象を解説します

従来、Google検索結果には、「リスティング枠」と「自然検索枠」の2つだけが存在していました。 そのため、「自然検索枠」の1位を目指して、多くの企業が時に専門業者の力を借りながらSEOに注力してきました。 しかし、実は自然検索枠で1位になったとしてもクリックされないという状況が生まれつつあることをご存知でしょうか? そこで、今回は「海外のGoogle検索結果のいま」を見ることで、今後、日本版のGoogle検索に生じるであろう変化を解説していきます。 今回の検索キーワードは「Howto系」 「海外のGoogle検索のいま」を知るため、一例として今回はアメリカ版のGoogleで検索したキーワードは様々なやり方を調べるいわゆる「Howto系」のキーワードで検索しました。 なお、Googleでは2019年に行われた自社製品発表会でFAQコンテンツ向けの構造化データを発表しています。 参考記事:Google Officially Launches FAQ & How-To Structured Data Markup 本コラムの企画段階では、この発表がすでに反映されているかを確認する目的で検索したのですが、それ以上のインパクトが待っていました。 実際にどんな検索結果になっているのか、見ていきましょう。 一番最初はフィーチャード・スニペット 一番最初に出てくるのはフィーチャード・スニペットです。 これは日本でも導入されているので、見覚えがある方も多いでしょう。 検索キーワードに関する動画ややり方、画像などが取り上げられます。 スマートフォンで見た場合、これだけで画面が埋まってしまうため、初見では自然検索枠が表示されないこともしばしば。 そして、このフィーチャード・スニペットの次に出てきたのは”PEOPLE ALSO ASK”でした。 ”PEOPLE ALSO ASK”とは ”PEOPLE ALSO ASK”は、最近日本にも導入されました。 名前の通り、「他のユーザーも行った質問」をまとめたボックスです。 この下矢印を押すと、先程のフィーチャード・スニペットのようなもので解説が行われます。 さらに、”More results”を押すと検索結果に移動します。 この”PEOPLE ALSO ASK”の下に動画の枠が出現し、ようやく自然検索が出るかと思うと、まだ自然検索枠は出てきません。 ”Interesting Finds”とは 動画枠の下に出てきたのは、”Interesting Finds”という耳慣れない枠でした。 この枠が最初に発見されたのは2018年の4月です。 まだ海外のサイトでも情報が少ないのですが、ここにランクインしているページの多くはAMP(Accelerated Mobile Pages)で作られています。(AMPでないページが入っていることもありますが) もし、日本の検索結果に”Interesting Finds”が導入された場合、AMPでページを作るサイトは大幅に増えると予想されます。 自然検索枠にたどり着くまで、4スクロールも必要となる このように、「フィーチャード・スニペット」「PEOPLE ALSO ASK」「動画枠」「Interesting Finds」を経て、ようやく自然検索結果にたどり着くことができます。 今回はスマートフォンで検索しましたが、なんと自然検索結果が表示されるまでに画面を4回もスクロールする必要がありました。 従来は、スマートフォンでの検索で初期表示させるために自然検索で3位以内を目指しましょうというSEO業者が多かったです。 しかし、少なくともアメリカ版のGoogle検索においては、今では1位になったとしてもファーストビューに入ることはかなり困難になってしまったと言えるでしょう。 まとめ 以上、2019/05/10 時点でのアメリカのGoogle検索結果を解説しました。 最後にも書いたように、自然検索枠はかなり下に追いやられています。 また、これらの枠は将来的に日本のGoogle検索にも導入されてきます。 その時のために、単にSEOだけに力を注ぐのではなく、オウンドメディアの運営方法を含め戦略の練り直しが必要な時期と言えます。

2019-05-10

コンテンツマーケティング

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リード文の書き方をパターン別に解説!〜これさえ覚えておけばスラスラ書ける!〜

ホワイトペーパーやコラムといったコンテンツの冒頭には、リード文を記載するのが一般的です。 そして、真っ先に読者の目に入る部分だからこそ、「なかなかリード文を書き進められない」とお悩みの方も多いのでは? しかし、実はいくつかのパターンを覚えておくことで、誰でも簡単にリード文が書けるようになるのです。 そこで、本コラムでは、具体的な文例を交えつつ、3つのパターンにわけてリード文の書き方を紹介します。 リード文の役割とは リード文は、ホワイトペーパーやコラムといったコンテンツにおいて、読者が最初に目にする部分です。 そのため、読者の心を掴み、離脱を防ぐ役割が期待されます。 一方で、毎回まっさらな状態からリード文を考えようとすると、冒頭で述べた通り「なかなか書き進められない」という状況に陥ってしまいます。 特に、これからWebマーケティングを本格化しようとする企業の場合、コンテンツの量産が必要なケースも多いでしょう。 そんななか、1つのコンテンツ作るたびにリード文で頭を悩ませていると、なかなか制作を進めることができず、スケジュール全体の遅れにもつながりかねません。 こうした課題を解消するためには、あらかじめリード文のパターンを頭に入れ、それを押さえた上でリード文を書き始めることが重要です。 リード文の構成要素 リード文の構成要素は、大きく2つに分けることができます。 その1:「導入」 読者の課題感などを喚起して、以降の文章を読み進めてもらうための動機付けを図る部分です。 その2:「本編への誘導」 「導入」を受けて、本編の内容を簡単に紹介する部分です。 一般的には、「本コラムでは、」「本資料では」につづける形で、タイトルで使用しているキーワードと連動させる形で作成するのが一般的です。 【例1】 タイトル:導入事例制作を外注する場合に押さえるべきポイント 「本編への誘導」:そこで、本コラムでは導入事例の制作を外注する場合に押さえるべきポイントを紹介します。 【例2】 タイトル:CVRを改善するために見るべき5つのポイント【BtoB企業向け】 「本編への誘導」:そこで、本コラムではCVRを改善するためにBtoB企業が見るべき5つのポイントを解説していきます。 このように、リード文は「導入」と「本編への誘導」という2つの構成要素で成り立っています。 このうち、「本編への誘導」については、タイトルと連動させる形でキーワードだけを入れ替えれば良いので簡単に書き進めることができます。 一方で、「導入」についてはそう簡単に作成できるものではありません。 「リード文をなかなか書き進められない」という方の多くも、この導入部分につまづいているのではないでしょうか? 裏を返せば、「導入」さえ乗り越えることができれば、リード文をスラスラと書き進められるはずです。 そこで、次項では、特に「導入」部分にフォーカスしてリード文でよくある3つのパターンをご紹介します。 リード文をスラスラ書くために覚えるべき3つのパターン パターン1.業界事情と課題の紹介 〜最近、注目の対策はコレ!〜 【パターン1の文例】 近年、情報通信デバイスが多様化し、ユーザーの購買プロセスも複雑になっています。こうした状況のなか、一人ひとりのニーズに合わせることで顧客を獲得するため、Webマーケティングに取り組む企業が増加しており、注目を集めています。そこで、本資料ではWebマーケティングに取り組む場合に押さえるべき3つのポイントを紹介していきます。 「導入」で、業界事情や課題に触れたうえで、注目されている対策を紹介するパターンです。 特に、BtoB領域でのコンテンツで使用するリード文としては、王道と言えるでしょう。 使い回しやすいパターンですが、「注目の対策」が一般化している場合、「それなら知っている」と読者が離脱してしまう可能性もあるため、注意が必要です。 一方で、他社にはない先鋭的な製品やサービスを紹介する場合には適したパターンです。 パターン2.読者の課題をセリフで示す 〜その悩み、解消できます!〜 【パターン2の文例】 「コンテンツを量産しろと言われたけれど、リード文がなかなか書けない…」 「上司にコンテンツをチェックしてもらったら、リード文がイマイチだと言われた」こうした悩みは「リード文のパターン化」によって解消できる可能性があります。そこで、本コラムでは代表的なリード文のパターンを3つ紹介します。 読者が感じているであろう課題を書いたうえで、対策を伝えるパターンです。 読者の考えとコンテンツを直接リンクさせることができ、「具体的にどのような対策なのか?」と感じさせるため、本文への強い推進力を生みます。 ただし、課題感がマッチしていないと、リード文の時点で「私には関係がないコンテンツだ」と離脱されてしまう可能性があります。 そのため、このパターンを使う際には、あらかじめターゲットとターゲットが抱える課題感を明確にしておくことが不可欠です。 パターン3.課題に気づかせる 〜その対策だけでは不十分!〜 【パターン3の文例】 これからWebマーケティングに取り組もうとする企業のなかには、ホワイトペーパーの制作・公開を検討している方も多いのではないでしょうか?しかし、見込み客の数を増やすための施策としては、ホワイトペーパーを公開するだけでは不十分です。ホワイトペーパーでリードを獲得するには、その前提として、ホワイトペーパーを公開するサイトが相応の流入を獲得していることが不可欠だからです。そこで、本ホワイトペーパーでは、ホワイトペーパーを有効に活用するためのSEO対策についてご紹介します。 「ありがちな勘違い」を示し、それを否定することで新たな課題に気づかせるパターンです。 製品やサービスに関して精通している読者にとっては常識的な内容でも、認知・理解が浅い読者には「なぜ?」と本文を読んでもらえる可能性が大きく上がります。 そのため、製品やサービスの購買を意識し始めた、情報収集段階の読者をターゲットにしたコンテンツのリード文として有効です。 BtoBのコンテンツマーケティングはリードレにお任せ! 今回は、リード文をスラスラ書き進めるために覚えておいていただきたい3つのパターンを紹介しました。 そして、リードレでは、これまで数多くのBtoB企業様のコンテンツマーケティングをご支援してきました。 ホワイトペーパーや導入事例、コラムなど、見込み客の獲得や育成につながるコンテンツを数多く制作。 ライティングはもちろん、コンテンツの企画立案や、PowerPointやIllustratorを使用したデザイン、カメラ撮影などを一括してお任せいただけます。 コンテンツ制作も含めて、「コンテンツマーケティングを全て丸投げしたい!」というBtoB企業の方は、ぜひ下記のサービスガイドをご一読ください。

2019-04-18