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無料で使えるMAツール「HubSpot(ハブスポット)」の 機能や使い方を解説!

コンテンツマーケティングに欠かせないツールとして、MA(マーケティングオートメーション)ツールを導入する企業が増えつつあります。

一方、下記のコラムでも解説しているように、すでに様々なMAツールが存在しているため「どれを選べば良いのかわからない」という方も多いはず。
【2020年最新】MAツール国内導入数トップ10を比較!

そこで本コラムでは、気軽に無料で“お試し”可能なMAツールとして「HubSpot(ハブスポット)」の機能や使い方を解説していきます。

※1:各情報は2020年9月時点のものです。詳細や最新情報は、HubSpotのウェブサイトでご確認ください。なお、特記のない場合には料金は税抜です。

HubSpotとは?

HubSpotはCRM(顧客管理)、MA(マーケティングオートメーション)、SFA(営業支援)といった機能を統合的に利用できるBtoBマーケティングプラットフォームです。
通常、MAツールをCRMやSFAと合わせて活用する場合には、それぞれのツール間でデータ連携する必要があります。
一方、HubSpotはCRM/SFA機能を同一プラットフォームで活用できるため、データ連携の手間なくシームレスに施策の実行や分析を行うことができるのが特長です。

HubSpotの主な機能

HubSpotは、「HubSpot CRM」「CMS Hub」「Marketing Hub」「Sales Hub」「Service Hub」といったソフトウェアを提供しています。
このうち「HubSpot CRM」は、他の製品がそれぞれ搭載している機能の一部を無料で利用することができる製品です。

このうち、MAツールに相当する「Marketing Hub」に含まれる機能としては、次のような機能を無料で利用することができます。

  • Eメールマーケティング
  • フォーム
  • コンタクト管理
  • コンタクトインサイト&アクティビティー
  • ウェブチャット
  • SNSの広告管理
  • トラフィック&コンバージョン分析

など

「HubSpot CRM」で無料で利用できるおすすめ機能と使い方

1:ミーティング設定機能

事前にGoogleカレンダーやOffice365カレンダーと連携設定をして所要時間とZoomなどで発行したミーティング用のURL、候補日を設定すると、ミーティング設定用のURLが発行されます。
このURLをランディングページやメルマガで公開して新規・既存リードに候補日を選択してもらうことで、連携したカレンダーに自動でミーティングの日時を登録することができます。
メールでミーティング日程の調整を行うよりも手間が掛からないので、業務効率化につながります。

2:ランディングページ作成機能

標準搭載されているテンプレートを使って、モバイル向けに最適化されたランディングページを20件まで無料で作成することができます。
さらに、作成したランディングページの効果検証も行うことが可能です。
制作会社に外注したり、社内のエンジニアやデザイナーに依頼したりする必要がなくなるため、リード獲得に最適なランディングページをスピーディに作成できます。

3:フォーム作成機能

資料請求や問い合わせで使用するフォームを、HTMLやCSSといったスキルがなくともドラッグ&ドロップで簡単に作成することができます。
ウェブサイト内でポップアップとして使えるフォームも無料で作成できるため、幅広い場面で活用可能です。
さらに、無効な回答や信頼性の低いドメインからのフォーム送信を自動的にブロックしてくれるので、収集したリードから有効なリードを選定する手間を省くこともできます。

4:メール機能

標準搭載のテンプレートの中から、ドラッグ&ドロップでレイアウトを調整して、オリジナルのEメールを作成することができます。
作成したメールは、送信先のデバイスに合わせてレイアウトが最適化されます。
そのため、開封後のクリック率やコンバージョン率の向上を期待できます。
また、ダッシュボードでは各メールの開封率、クリック率などを簡単に分析することが可能です。

HubSpotは無料で試せる! 有料版との違い・費用は?

「HubSpot CRM」は無料で利用を開始することができますが、一部制限がかかっている機能や利用できない機能があります。
そして、こうした機能を利用できる有料版が用意されており、MAツールとして活用できる「Marketing Hub」の場合、「Starter」「Professional」「Enterprise」といった3段階の料金設定となっています。
それぞれの料金と主な機能は次の通りです。

Starter:月額6,000円(年間契約の場合、月額4,800円)

無料版に加え、「ウェブチャット」「チャットボット」などの機能が追加されるほか、より精緻にリードをセグメントすることが可能。
また、FacebookやGoogleと連携してリターゲティング広告を出稿することもできます。

Professional:月額96,000円

作成したメールの送信やタスクの追加などを自動化する場合、Professional以上のプランに申し込む必要があります。
本来の意味でのマーケティングオートメーション(マーケティング業務の自動化)を実現したいと考えている場合には、本プランを検討する必要があるでしょう。

Enterprise:月額384,000円

名称の通り、大規模な法人に向けたプランです。
チームごとに必要な情報が管理できるようパーテーションやチームの階層化、権限付与といった機能が充実しています。

HubSpot導入に欠かせない戦略・設計はリードレにお任せ!

ここまで解説してきたように、無料で利用開始できるHubSpotは「これからMAを導入したい」という企業に合った製品です。

一方で、HubSpotに限らず、どのようなMAツールを導入する場合であっても事前にマーケティング戦略やコミュニケーション設計を十分に練っておくことが重要です。
“マーケティングオートメーション”とはいえ、MAツールを導入したからといってあらゆるマーケティング活動を自動化できるわけではありません
「導入すれば、AIが自動で判断してメルマガ配信や広告出稿、ランディングページのクリエイティブなどを最適化してくれる」といったものではないのです。

実際には、MAツールの運用にあたっては様々な面で人間の手が介在することになります。
そして、MAツールを導入して成果を出す上で特に重要なのがマーケティング戦略やコミュニケーション設計です。
マーケティング全体としてどのようなゴールを目指すのか、マーケティング施策に投下できる予算はいくらなのか、どのような業種/規模の企業にどのような方法で接点を持つのか、といった戦略や設計がなければ、効果的にMAツールを運用していくことは困難です。
そのため、MAツール導入企業の中には戦略・設計といった上流部分から専門のマーケティング会社の支援を受けているところが少なくありません。

そしてリードレでは、これまでにMAツールを導入している数多くの企業様のマーケティングをご支援してきました。
マーケティング戦略策定、コミュニケーション設計、コンテンツマップ作成、シナリオ設計など、MAツールの運用を一貫してご支援致します。

MAツール導入をお考えの方は、ぜひ下記のサービス資料をご一読ください。