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コンテンツ制作会社を選ぶための5つの質問【自社に最適な外注先は?】

どこかで目にしたことがあるような情報ばかりが詰め込まれたコラムが納品された…」
修正回数がかさんで納期までにダウンロード資料が完成しなかったため、結局リード獲得施策のスタートが遅れてしまった…」
制作会社側にうちの業界に詳しい人がいなかったので、制作にあたってこちらの意図を伝えるのに苦労した…」
コンテンツの制作を外注したことがある方の多くは、一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか?
コンテンツマーケティングに取り組む企業の増加に伴い、今日ではそれを支援するコンテンツ制作会社も軒を連ねています。
そのなかから自社に最適なコンテンツ制作会社を見極めなければ、冒頭で述べたような状況に陥ってしまうでしょう。
そこで本コラムでは、このような状況に陥らないためにコンテンツ制作会社に投げかけるべき5つの質問を解説していきます。

5つの質問で最適なコンテンツ制作会社を見極める!

Q1:実際の制作はどなたが担当しますか?

コンテンツ制作会社によって制作体制は様々です。
なかにはクラウドソーシングサイトで調達したディレクターやライター、デザイナーといったクリエイターに制作を丸投げしているような会社もあります。
もちろん、クラウドソーシングサイトにも優秀なクリエイターが在籍しています。
一方で、お小遣い稼ぎ感覚で仕事をしているクリエイターが少なくないことも実情です。
したがって、このような制作会社に外注した場合には専門性が高いとは言えないクリエイターが制作を担当した結果、「想定とはまったく異なる仕上がりのコンテンツが納品された…」という状況に陥ってしまいがちです。
そのため、実際の制作はどのようなクリエイターが担当するのかを質問しましょう。
そのうえで、特に企画立案や制作打ち合わせといったコンテンツの根幹に関わる部分に社内のクリエイターを充てているコンテンツ制作会社に依頼するのが良いでしょう。

Q2:具体的な制作フローを教えていただけますか?

コンテンツの対象となっている業界や商材については、コンテンツ制作会社よりもまさにその業界でその商材を売っているクライアント企業の方が詳しいのが一般的です。
したがって、コンテンツ制作会社の役割はクライアント企業側の知見を活かしつつ、そこにマーケティング的な知見を加えて、ターゲットの興味・関心の喚起や問い合わせ・資料請求といったアクションにつながるようにすることです。
そのためには、コンテンツ制作に着手するまえに、クライアント企業/コンテンツ制作会社間でコンテンツ内容に関する打ち合わせを実施して双方の知見を融合させることが欠かせません。
一方で、このような打ち合わせの機会を設けずにコンテンツ制作に着手するコンテンツ制作会社も珍しくありません。
このような制作フローでは、ウェブ上の情報だけを参考にしたオリジナリティに欠けるコンテンツや、書き手の知見に偏ったコンテンツに仕上がってしまう可能性が高いでしょう。
そのため制作フローについて質問することで、そのなかにコンテンツの内容に関する打ち合わせが含まれているかどうかを確認しましょう。

Q3:類似する業種での制作実績を見せていただけますか?

ライティングが冗長で、何度修正してもらってもBtoBらしい文体にならない…」
デザインのトンマナが合わず、どのように修正を依頼すれば良いのかわからず困った…」
一口にコンテンツといっても、BtoBやBtoCといったビジネス領域やシステム開発、情報セキュリティ、製造といった業種によって、それぞれ特性が異なります。
したがって、これまでにその商材の属する業界でのコンテンツ制作実績がないコンテンツ制作会社に外注した場合にはこのような状況に陥ってしまう可能性が高いです。
そのため、類似する業種での制作実績を問う質問を投げかけて事前に確認をしましょう。

Q4:このようなテーマのコンテンツの場合、どのような集客施策が効果的ですか?

特に事例集やホワイトペーパー、サービス資料といったダウンロードコンテンツを制作する場合、サイト内にコンテンツを設置するだけでダウンロード(=リード獲得)という成果を生み出すことは難しいでしょう。
どんなに素晴らしいダウンロードコンテンツを作り上げたとしても、世間がその存在を知らなければダウンロードされることはないからです。
コンテンツマーケティングによってリード獲得を実現するためには、SEOコンテンツによる自然検索での流入やウェブ広告の出稿といった集客施策が欠かせません。
そして、ダウンロードコンテンツはそういった集客施策も踏まえた上で制作する必要があります。
そのため、特にダウンロードコンテンツを制作する場合には、コンテンツ制作だけではなくウェブマーケティング全般の知見を有しているどうか確認しましょう。

Q5:○日に依頼した場合の納期を教えていただけますか?

Q1で述べたように、コンテンツ制作会社のなかには外注先に丸投げしているような会社も少なくありません。
そのような場合には、制作に着手するまでに必要以上の時間がかかったり、修正が反映されるまでにタイムラグがあったりといった理由から、希望する納期に間に合わない可能性も否めません。
こうした事態を避けるためには納期に関する質問を投げかけるのが有効です。
その際、「大体これくらい」といった曖昧な表現で回答するような会社は避けることが望ましいでしょう。
制作フローが整ったコンテンツ制作会社であれば、「御社が確認に要する時間にもよりますが、最短で○日で納品できます」といった明確な回答が得られるはずです。
それでも納期に不安が残る場合には、仮の日程でも構いませんのでスケジュール表の提出を求めてみましょう。

オリジナルチェックリストでコンテンツ制作会社を比較検討!

コンテンツマーケティングの普及に伴い、今日では非常に多くのコンテンツ制作会社が軒を連ねています。
それらのなかから自社に最適な1社を見極めるために、ぜひ今回の挙げた5つの質問を投げかけてみてください。